インフレというと経済成長や好景気を思い浮かべます。
インフレとは、物価が上がることですが、最近日本でもガソリンや原油の値段がうなぎのぼりに上がっています。
しかし、現在が好景気であるとは言えないような世情です。
インフレになると物の値段が上がり、お金の価値が下がります。
現在アメリカ合衆国ではインフレが起こりドル安が続いていると言われます。
ご存知の通りドルは国際的通貨ですが、ドルが下がると関係国は影響を受けます。
日本は最も密接な関係を持つ一つの国ですが、アメリカ合衆国のインフレで原油高、株高が起こっているようです。
日本ではあまりありませんが、英国やカナダなどでは、インフレ目標という政策を実施しているようです。
中央銀行が政府の合意のもとに定期的に物価上昇率の目標を設定して公表し、達成を目指す金融政策です。
一般に緩やかなインフレは、経済に取ってプラスであると考えられるようです。
しかし急激なインフレは財政危機の危険をはらんでいます。
10年程前もロシアでは、ハイパーインフレと呼ばれる急激なインフレが実際に起こりました。
パンを求める人々の行列などの写真を目にした人も多いのではないでしょうか。
当時ロシアでは物価が1年間に70倍にもなったということです。
ロシアの通貨ルーブルや株に売りが殺到し、これをきっかけに世界の金融危機が始まったと言われています。
極端なインフレにならないよう、各国の中央銀行は金利の調整をしています。
現在日本はデフレからの脱却を目指していますが、ちょっと間違えば、今度は極度なインフレを招くとも限りません。
日本銀行は慎重に金融政策を行わなければならないのです。